なぜ、接着剤はアイスセンサーの先端部のみに付けるの?

アイスセンサーを取り付ける要領としてオススメしているのは、
「アイスセンサーの先端部にだけ、接着剤をつける」という点です。
アイスセンサーの根元先端に接着剤を少量付けて、タイヤの底に接着するにはわけがあります。
2つの接着方法の違いを説明します。
アイスセンサーの側面に接着剤を付けた場合

・ 付属の接着剤を、アイスセンサーの先端、側面に付けます。
・ アイスセンサーは根元と側面に接着剤を付け、サイプ側面と底を固定しています。
・ アイスセンサーはサイプの間に固定され動くことが出来ません。
路面温度が氷点下になると、サイプのゴムは車重で縮もうとします。
またアイスセンサーは硬化し歪まないため、サイプとアイスセンサーの接着面にせん断応力が働き
接着部が破断し、破断の応力が低部まで及び走行中にアイスセンサーが外れることがあります。
サイプに挟まれたアイスセンサーは通常走行では外れることはありませんが、
氷を突き刺す力を支える部分が不安定になり、氷に刺さる力が弱くなります。
アイスセンサーの先端部に接着剤を付けた場合

・ 付属の接着剤を、アイスセンサーの先端0.5mm~1mmくらいに付けます。
・ アイスセンサーは根元の先端だけに接着剤を付け、サイプの底に固定しています。
・ アイスセンサーはサイプの間に挟まれますが、自由に動くことが出来ます。
路面温度が氷点下になると、サイプのゴムは車重で歪みますが、
アイスセンサーは硬化し歪まないため、
タイヤ表面より突き出るために氷に刺さる、というメカニズムです。
タイヤが回転中に変形の一番少ない部分に接着剤をつけることで、
アイスセンサーの接着部に圧縮応力を働かせています。
通常の走行では外れない工夫をしています。(接着剤は圧縮応力に強いからです)
先端部分に接着剤を付ける事で、アイスバーンでアイスセンサーが硬化して氷に刺さるとき、
この接着部が大きな土台の支えになり、車重の力を効率良くを氷加えに刺さりやすくしています。
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